
痛みの伝達をブロックする
神経ブロック注射ってどんな治療法?
神経ブロックは、痛む部位に対応する神経や神経の周辺に、局所麻酔薬などの薬液を作用させて、痛み等の情報の伝達を遮断(ブロック)する方法です。
肩・首・腰・膝の痛みはもちろん、帯状疱疹後神経痛など全身の痛みに対処できます。健康保険で受けることも可能です。
こんな症状の方におすすめです。
●肩の痛み/四十肩・五十肩・肩こり ●腰の痛み・腰痛 ●椎間板ヘルニア ●首の痛み/寝違え ●脊柱環境錯症 ●ひざの痛み ●頭痛

「鎮痛薬があまり効かない」
「電気療法の効果が感じられない」
「手術以外の解決法を探している」

麻酔との違いは?
神経ブロックは麻酔で一定時間痛みを止めるだけの手技ではありません。
痛みの原因そのものに働きかけて状態を改善し、根本から痛みを和らげていく治療です。神経ブロックを反復することにより本来の痛みが徐々に軽減していきます。
●局所麻酔の効果
注射をすると痛みはゼロになるが麻酔薬の作用時間(ミドリ矢印)が過ぎると元と同じ痛みに戻る。何度注射をしても痛みの強さは変わらない。
●神経ブロックの効果
麻酔薬の作用時間(ミドリ矢印)が過ぎてもすぐに痛みは戻らずしばらくゼロの時間が続く。その後徐々に痛みが戻るが元の痛みより少し軽くなる。繰り返すうちにしだいに戻ってくる痛みの強さは軽くなり痛みのない時間が長くなる。全体にみると痛みの総量が減少する。

慢性痛に働きかける
ブロック注射の作用とは?
慢性的な痛みのある体には、悪循環のサイクルが起こっています。
■痛みのせいで神経が過敏になる。
↓
■血管・筋肉が収縮し、低酸素状態になった箇所に痛みを発生する物質ができる。
↓
■発痛物質が、さらに神経を刺激して、痛みの憎悪・慢性化の原因になる。
神経が伝達する情報には、痛みの感覚信号以外にも筋肉を動かしたり血管を収縮させる命令も含まれます。
神経ブロックは、これらの情報伝達を一時的に遮断することにより、悪循環を断ち切り、局所の病的状態を改善する効果を発揮します。
局所状態の改善により痛みが軽くなります。
●血流が増加し、酸素・栄養素の供給等が正常になる。
●筋肉の緊張がゆるむ。
●洗浄効果


よくいただくご質問
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